「サドルとヌメってどうちがうのですか?」
というご質問をいただきます。
サドルレザーもヌメ革もそれぞれいろいろな種類があるようです。
どちらも革のなめし方やその後の加工で変わってくるようです。

一般的にはサドルレザーはタンニンなめしの牛革で馬具用に使われていた革です。
硬く伸びが少ないので型崩れがしにくいのが特長。馬具ようにつくられた革で『サドル』と呼ばれているようです。
ヌメ革も同じくタンニンなめしの牛革です。光に弱く変色しやすいのが特長といわれています。

同じタンニンなめしなのに呼び方が違うのは加工によるようです。
サドルレザーはもともとヌメ革でオイルを入れて、表面をつぶしているそうです。
ヌメ革はその加工がしていないもの。オイルが入っていないものというのが一般的みたいです。
一般的と書いたのはヌメ革と表示があってもオイルが入っているものも実際 ありまして(^_^;)
ちょっと私も混乱気味です。また勉強してわかったことはUPしていきますね。

追記 2006.8.12
実はヌメ革でもオイルが入っているものを実際見てしまいました。
サドルレザー以上にしっとりしてました。
ヌメとサドルの違いがますますわからなくなってきてしまいました(-_-;)
これではお客様に質問されてもどう答えてよいものか・・・。

そこで大ベテランの靴職人さんに革を持参しておたずねしてみました。
「これはどれもヌメだ。サドルなんてもの馬具用の革だよ」とのこと。
「そ、そうなんですか?」

続いて札幌の革の卸の店の店長さん
「あのね・・・サドル・サドルって言ってるらしいけど
あれはヌメだよ。」
「えっサドルって名前で売っているんですけど・・・」
「サドルなんて革ないのさ」とのこと。

しつこくもヌメ革卸業界一といわれている卸元さんにもメールでおたずねしました
「ヌメの厚物をサドルと説明しているケースをよく見かけますが、
イギリスから輸入の馬具製作用の非常にヘビーで厚さ5~6ミリの厚くて硬く蝋成分を多く含んだ革であるUKサドル。
純粋にサドルといえるのはこの種だけだと思っています。」とのご丁寧なお返事でした。


いろいろ本やネットで調べ大先輩の皆様にお話を伺い
baianoでは革種をサドルレザー改め「ヌメ革」と表示することにいたしました。
それぞれのヌメ革の特徴はできるだけ詳しくお知らせしていくつもりです。